WebExとZoomどっちが使いやすいか比較してみた

「マスクしてるとかわいい」と言われてちょっと複雑なみっこです^^

新型コロナウィルスの世界的なまん延によって、日本ではテレワークが推奨されて、
それに伴ってテレビ会議やWeb会議も注目されるようになってるわね。

全国の知事がテレビ会議で話し合ってたりするし、
ITを積極的に導入してる企業ではテレビ会議やWeb会議なんて当たり前なのよね。

これからWeb会議を導入しようと考えてる企業の担当者はWeb会議について調べたら
驚いたと思うんだけど、Web会議サービスって結構たくさんあるのよ。

どれもWeb会議ができるっていう大まかな点は同じだから、
それぞれの違いがちょっと分かりにくかったりするわ。

そこで今回は「WebEx」と「Zoom」にスポットを当てて、
それぞれの特徴などを比較してみましょう。

WebExってどんなサービス?

「WebEx」は、世界最大のコンピュータ機器開発会社であるアメリカ企業
「シスコシステムズ」が運営しているWeb会議サービスよ。

シスコシステムズにはちゃんと日本法人があるから、
WebExの日本語版ホームページもあるしWebEx自体も日本語に対応してるわ。

Web会議がまだまだ一般的じゃない日本だと知名度でZoomに負けてるけど、
毎月2000万件の会議で使われてる世界でもっとも有名なWeb会議サービスです。

世界でWebExが理由は、
簡単に使えるのに高画質でセキュリティ面もしっかりしてるからなのね。

通常はテレビ会議に比べるとWeb会議は画質が落ちるんだけど、
WebExはテレビ会議並の画質でWeb会議が利用できるわ。

セキュリティ面においては、Web会議でのやり取りはもちろん、
会議で使われた画像やメッセージなども全て暗号化されるようになっているの。

企業の会議では「機密」が話し合われてるわけだから、
万が一にも情報が漏洩するなんてことがあっちゃダメよね。

その点WebExはセキュリティ面がしっかりしてるから、
利用者が大きなミスをしない限りは会議の内容が漏洩する心配がないわよ。

WebExMeetingとWebExTeamsの違いは?

WebExには
 ・Meeting
 ・Teams
という2つのサービスがあるわ。

どちらもWeb会議ができるサービスで、基本的な使い方も同じ、
大きな違いを挙げるとすれば「利用するのに主催者が居るかどうか」ってことね。

Meetingの方は会議の主催者が居て、
主催者しかWebExMeetingを使った会議を開催することができないようになってるの。

またMeetingでは
 ・強制ミュート
 ・会議室のロック
 ・退席
 ・録画
といった重要な機能は主催者しか使うことができないのよ。

だから会議を仕切る人が居る
 ・役員会議
 ・定例会
なんかで使うのに適してるのね。

さらに200端末まで同時に接続可能だから、
 ・店長会議
 ・オンラインサロン
のような大人数が集まるような会合でも使えるよ。

WebExTeamsは誰でも会議の開催が可能

主催者が居るWebExMeetingに対してWebExTeamsには主催者が居なくて、
Teamsが利用できる人なら誰でも会議を開催することができるのよ。

録画など重要な機能も会議参加者なら誰でも使えて、
会議と言うよりはちょっと集まって話し合う場所みたいな感じなのね。

同時接続数も最大75端末で、
TeamsはMeetingよりも規模の小さい会議で使うことを前提にしています。

イメージ的にはTeamsである程度内容を話し合い、
Meetingでの会議でTeamsで話し合った内容をプレゼンするって感じよ。

Zoomってどんなサービス?

「Zoom」は、アメリカの「Zoomビデオコミュニケーションズ」という会社が提供している
Web会議サービスよ。

WebExのシスコシステムズは世界最大のコンピュータ機器メーカーだけど、
Zoomビデオコミュニケーションズの製品はいずれもZoom関連のものばかりと
なってるわ。

日本での知名度はWebExよりZoomの方が上、でも世界的に見るとZoomの利用者は
75万人程度で毎月2000万件の会議で使われるWebExには及ばないの。

新型コロナ感染拡大防止のための外出自粛期間中に芸能人がZoomを使って
飲み会を開催したことで、日本では一気にZoomの知名度が向上したわよね。

でもZoomは元々ビジネス用に最適化されてるから、
飲み会じゃなくて会議用として使うのに適しているのよ。

Zoomの最大の特徴は1000人まで会議に同時参加できることで、
Web会議サービスは数あれど1000人が同時に参加できるのはZoomぐらいね。
(WebExは最大200人)

ZoomミーティングとZoomRoomsの違い

Zoomには
 ・Zoomミーティング
 ・ZoomRooms
という2つのサービスがあるわ。

この2つには大きな違いがあって、ZoomミーティングがWeb会議サービスなのに
対して、ZoomRoomsはテレビ会議サービスなのよ。

Web会議はパソコンやスマホといった端末を使うんだけど、
テレビ会議は専用の機器を使ってオンライン会議を行うものなのね。

だからミーティングはパソコンやスマホがあればすぐにでも利用できるのに対して、Roomsの方はまず専用の機器を揃えるところから始めないといけないってわけ。

イメージ的には、自社内の会議で使うのがミーティングで、
他の会社との会合や会議で使うのがRoomsといった感じかしら。

Zoomウェビナーって何?

Zoomにはもう1つ「Zoomウェビナー」ってサービスもあるわ。

ミーティングやRoomsはオンライン会議サービスなんだけど、
ウェビナーについてはオンライン授業やオンラインセミナーなんかで使うサービスなの。

ウェビナーでは、話をするのは主催者だけで、
あとの参加者は主催者の話を聞くだけって感じなのよ。

一応ウェビナーでも対話はできるようになってるんだけど、主催者が参加者の音声を
オンオフできるから主催者次第で対話しないようにすることができるの。

だからウェビナーは会議や飲み会で使うんじゃなくて、
オンライン授業とかオンライン講演会なんかで使うのに適しているのね。

WebExとZoomを比較してみた

WebExとZoomという2つの人気のWeb会議サービスを比較してみましょう。

まず基本的な機能からなんだけど、どちらも
 ・Windows
 ・MacOS
 ・Android
 ・iOS
という主要なOSには全て対応しているわ。

必要な資料をパソコンの画面に映し出して、
それを会議参加者全員と共有することはWebExでもZoomでも可能よ。

会議を開催する主催者以外はアカウント登録が不要という点も同じ、
会議の内容を録音・録画できるのも同じね。

これはWebExとZoomに限ったことじゃないけど、
Web会議サービスとしての基本的な機能に大きな差はないのよね。

1つの会議に参加で最大人数

1つの会議に参加できる人数は
 ・WebEx・・・最大200人
 ・Zoom・・・最大1000人
となってるわ。

WebExの200人でも十分多いんだけど、Zoomの1000人は文字通り桁違いで、
人数を気にしなくても良いという点ではZoomの方が使いやすそうね。

ただしWebExの200人、Zoomの1000人はあくまで最大人数で、
利用する料金プランによってはもっと少ない人数しか参加できないわよ。

WebExには
 ・無料
 ・Starter
 ・Plus
 ・Business
という4つのプランがあるんだけど、最大200人まで同時に参加できるのは
「Business」だけで他の3つのプランは1つの会議に100人までよ。

Zoomは
 ・基本
 ・プロ
 ・ビジネス
 ・企業
の4つのプランがあって、1つの会議に最大1000人まで参加できるのは
「基本」以外の3つのプランで、基本は最大100人までなの。

ただし「プロ」と「ビジネス」についてはオプション料金を払うことで
最大1000人まで参加することが可能になって、オプションを使わないとプロは
最大100人、ビジネスは最大300人までよ。

会議開催時間

WebExやZoomを使って会議ができる時間は、
それぞれ利用する料金プランによって違ってるわ。

WebExの場合は
 ・無料・・・1回50分まで
 ・Starter・・・1回24時間まで
 ・Plus、Business・・・時間制限無し
となってるのね。

対してZoomは
 ・基本・・・1対1は時間無制限、複数人での利用は1回40分まで
 ・プロ・・・1回24時間まで
 ・ビジネス、企業・・・時間制限無し
と内容的にはWebExとほとんど変わらないわ。

WebExもZoomも1回の利用時間に制限があるプランでも、
1日や1か月の利用回数には制限が設けられていないの。

だからWebExの無料プランやZoomの基本プランでも、制限時間が来たら
全員一度退室して再度入室することで実質時間制限無しで利用することが可能よ。

WebExやZoomを利用するのに必要な通信速度

WebExやZoomを利用するのに必要な通信速度は、
参加人数や画質なんかにも因るけど
 ・WebEx・・・最大で3Mbps
 ・Zoom・・・最大で1.5Mbps
となってるわ。

Web会議では双方向に動画と音声をリアルタイムで送り合ってるから、
結構な通信速度の速さが求められると思ったけど、案外通信速度は必要無いのね。

一般的な家庭用光回線の最大通信速度が100Mbps~2Gbps、
実測値は最大100Mbpsなら20~30Mbps、最大2Gbpsだと1Gbps近くは出るわ。

ポケットWiFiやスマホで使われてるモバイル回線だと最大通信速度は
150Mbps~1Gbpsぐらい、実測値だと20~80Mbpsってところかしら。

WebExやZoomで求められるのは最大1.5~3Mbps程度だから、
余程回線状態が悪くない限りは、どんな種類のインターネット回線でも大丈夫ね。

WebExやZoomを1時間利用した時に消費する通信量

WebExやZoomを1時間利用した時に消費する通信量は以下の通りよ。
 ・WebEx・・・約670MB
 ・Zoom・・・約600MB

YouTubeの動画を1時間見た場合、
画質がHD(720p)やフルHD(1080p)だと1~2GBの通信量を消費するわ。

WebExやZoomの画質は720pだってことを考えると、
1時間当たりに消費する通信量はYouTubeの動画を見るよりは少ないのね。

Web会議は高画質動画のダウンロードとアップロードを繰り返してるみたいな
ものだからもっと通信量を使うのかと思ったけど、それほどでもないのね。

ただし、大手携帯キャリアのように月間通信量に制限があるインターネット回線を
使ってる場合は、通信制限に引っかかる可能性があるから注意が必要よ。

WebExでは実際のホワイトボードも使える

WebExにもZoomにもホワイトボードの機能が付いてて、言葉だけだとニュアンスが
伝わりにくいことを図を使って説明することができるようになってるのよ。

ホワイトボードは参加者で共有できるから、
1人だけじゃなくて会議の参加者全員が1つのホワイトボードに書き込めるわ。

パソコンのペイントツールみたいな感じの使い勝手で、
タッチパッドやマウスで描画してキーボードでテキストを入力することになるのね。

ただタッチパッドやマウスで描画するのって難しいから、
実際のホワイトボードみたいに使うなら「ペンタブ」みたいなパソコンの画面にペンで
書き込みができる機器を使った方が良いかもしれないわ。

さらにWebExでは、
実際のホワイトボードを連携させて使うこともできるようになってるの。

もちろん専用の機器が必要なんだけど、ホワイトボードに書き込んだ内容は
クラウドに保存できて、パソコン上で編集することもできちゃうわ。

ホワイトボード機能自体には大きな差異は無いけど、実際のホワイトボードが
連携できる点でホワイトボードについてはWebExの方が上かなって感じね。

参加者に資料を配って、その資料に書き込むこともできる

WebExやZoomに限らずWeb会議サービスでは、
会議の参加者全員で画面を共有することができるようになってるわ。

それを利用して、実際の会議の時のように必要な資料を参加者に配ることもできるのよ。

事前にExcelやPowerPointで作成した資料をパソコンに保存しておき、
WebExやZoomでのWeb会議が始まったら画面共有で作成した資料を参加者全員が
見られるってわけ。

パソコン同士での資料共有って、使ってるOSやソフト、ファイル形式が違うと
正しく表示されなかったりそもそもファイルが開かなかったりするのよね。

でもWebExやZoomでは、
誰がどんなOSやソフトを使っててもちゃんと資料が共有できるわ。

共有した資料に書き込みもできるから、資料提供者が補足や注釈を書き足したり、
会議の参加者が分かりにくい部分にチェックを入れて資料提供者に
質問したりすることも可能よ。

Zoomではバーチャル背景が使える

自宅からWeb会議に参加する時には、自宅の状態が推測されるようなものが
自分の後ろに映り込まないように気を付けないといけないのよね。

会社では「デキる女」のイメージなのに、
自宅が散らかってると「実はだらしないんじゃ」なんて思われちゃうもの。

そこでZoomではWeb会議中に背景を気にしなくて良いように、
バーチャル背景を貼り付けられるようになってるのよ。

これなら、
自分の会社でのイメージを壊しちゃうような余計なものが映り込む心配が無くなるわ。

ただ実際の背景を無地(緑色がベター)にしないと効果的じゃないらしくて、背景を
無地にするなら別にバーチャル背景を使わなくても余計なものが映り込まないわよね。

WebExもiPhoneやiPadで利用する場合には、背景にぼかしを入れたり、
Zoomと同じようなバーチャル背景を貼り付けることもできるのよ。

ただパソコンだと背景のぼかしやバーチャル背景が使えないから、
背景が隠せるという点ではZoomの方が便利ね。

SnapCameraを使えばWebExでも背景の加工が可能に

パソコンでWebExを利用する場合でも背景を隠したいなら、
「SnapCamera」というアプリを使うと良いわ。

SnapCameraはパソコン用のアプリで、Windows・MacOSのどちらにも対応してるし、
もちろんZoomや他のWeb会議サービスでも使えるよ。

SnapCameraを使えばパソコンでWebExを利用する際に、
背景をぼかしたりバーチャル背景に差し替えることができるの。

また自分の顔にナチュラルメイク風などのエフェクトをかけることできるという、
テレワークでお化粧をサボりがちな女子には嬉しい機能も付いてるわよ。

ただSnapCameraは日本語に対応してなくて全て英語表記だから、
英語が苦手な人にはちょっと使いにくいかもしれない。

WebExとZoomの料金

これからテレワークが当たり前となっていくとWeb会議サービスの導入は必須だけど、
いくらぐらい料金がかかるのか気になるわよね。

WebExの料金プランは以下の4つよ。
 ・無料・・・0円
 ・Starter・・・月額1,490円
 ・Plus・・・月額1,980円
 ・Business・・・月額2,980円

次にZoomの料金プランも4つで、金額は以下の通りになってるわ。
 ・基本・・・0円
 ・プロ・・・月額2,000円
 ・ビジネス・・・月額2,700円
 ・企業・・・月額2,700円

ただしWebExの「Business」プランは5名以上の主催者ライセンス登録が必要だから、
実質的には月額14,900円からってことになるわね。

Zoomも「ビジネス」はホスト10台から、「企業」はホスト100台からで、実質的には
ビジネスプランは月額27,000円から、企業プランは月額270,000円からなのよ。

WebExやZoomの無料プランでできること

無料プランと有料プランがあるサービスって、大抵無料プランだと最低限の機能しか
使えなくて、ある程度本格的に使うなら有料プランってケースも多いわよね。

でもWebExやZoomは無料プランでもある程度本格的なWeb会議を行うことが可能よ。

どちらの無料プランでも、1つの会議に100人まで参加できて、
画像と音声を使って会話することもできるわ。

ホワイトボードや画面共有といった機能ももちろん使えるし、
会議の録音・録画だって無料プランでできちゃうのよ。

十分とは言えないけど、
社内の会議だったらこれだけの機能が使えれば成り立つわよね。

だからWebExやZoomを利用する際は、いきなり有料プランにするんじゃなくて、
お試しで無料プランを使ってみてから有料プランを使うかどうか決めても
良いんじゃないかしら。

有料プランでできること

WebExやZoomを有料プランで利用すると、
会議に参加できる人数が増えるだけじゃなくて色々な付加機能が追加されるの。

例えばWebExだと、
Starter以上の有料プランだと録音した内容を文字に変換する機能が使えるわ。

無料プランだと録音したものを自分で書き起こして議事録を作らなきゃいけないけど、
有料プランだと録音だけしておけばWebExが議事録を作ってくれるのよ。

さらにPlus以上のプランだと、代理の主催者を割り当てることができ、
本来の主催者が不在でもWebExを使ったWeb会議を開くことができます。

クラウドストレージも使えるようになるから、会議の録音・録画や会議で使用した
資料などをクラウドに保存して、誰でも好きな時に閲覧できるようになるの。

Zoomも似たようなものだけど、ビジネス以上のプランだと録音した内容が
自動で文字に変換されてクラウドに保存されるようになってるわ。

またクラウドストレージの容量も、WebExだと最大でも10GBだけど、
Zoomの企業プランなら容量無制限なのよ。

WebExやZoomを利用するのに必要な環境

WebEXやZoomといったWeb会議サービスは「インターネット環境さえあれば使える」
と言われてるけど、一応最低限の利用環境ってものがあるわ。

まずパソコンのOSは、WebExの場合
 ・Windows7以降
 ・MacOS10.13以降
Zoomだと
 ・Windows・・・7以降、XP with SP3以降、Vista with SP1以降
 ・MacOS・・・10.9以降、X
で利用可能よ。

それからWindows・MacOSに比べるとマイナーだけど、
「Linux」にも対応しててWebExは
 ・Ubutuntu 14.x以降
 ・OpenSuSE 13.x以降
 ・Fedora以降
 ・Red Hat6以降
 ・Debian 8.x以降
Zoomは
 ・Ubutu 12.04以降
 ・Mint 17.1以降
 ・Red Hat Enterprise Linux 6.4以降
 ・CentOS6.4以降
 ・Fedora 21以降
 ・OpenSuSE13.2以降
 ・ArchLinux(64ビット)
で利用できるわ。

WebExやZoomを利用するのに必要なモバイル環境

WebExやZoomをスマホやタブレットで利用する場合に必要な環境は、
WebExだと
 ・iOS10.11以降
 ・iPadOS13.1以降
 ・Android4.3以降
Zoomだと
 ・iOS8.0以降
 ・iPadOS13以降
 ・Android5.0x以降
となってるわ。

iPhoneやiPadはOSをアップデートしてれば使えるし、
Androidも4.3とか5以降だからちょっと古めの機種でも使えるよ。

WebExやZoomを利用するのに推奨されるブラウザ

パソコンでWebExやZoomを利用する場合にはブラウザを使うんだけど、
どんなブラウザでもOKってわけじゃないわ。

WebExの場合は
 ・Windows・・・InternetExplore(10、11)、Firefox、Chrome
 ・MacOS・・・Firefox、Chrome、Safari(11)
 ・Linux ・・・Firefox
Zoomの場合は
 ・Windows・・・InternetExplore、Edge、Firefox、Chrome
 ・MacOS・・・Safari(7以降)、Firefox、Chrome
 ・Linux ・・・Firefox、Chrome
となってるの。
(バージョン指定の無いものはいずれも最新バージョン)

あくまで推奨されてるだけであって、
紹介したブラウザでないとWebExやZoomが使えないというわけじゃないのよ。

ただ推奨されてるブラウザ以外だとカメラやマイクなど一部の機能が正常に働かない
可能性があるから、やっぱり推奨されてるブラウザを使うのがベターね。

WebExとZoomの音質

Web会議では、画像が粗いのも困るけど、やっぱり音声が聞き取りにくいと困るわよね。

WebExとZoomの音質については、主要なWeb会議サービスの音質を比較した
以下のサイトを参照してもらうと分かりやすいわ。
 https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/1249614.html

WebExはSkypeと同じような音質で、人の声だけを大きくしてノイズを消すシステムが
あったりして、かなり聞きやすくなってるのね。

Zoomの方が音質は良いんだけど、人の声だけを大きくする加工がされてないから
WebExに比べるとちょっと聞きにくいかもしれないわ。

安全性ならWebExが上

規模の大小にかかわらず会議では「機密」と言って良い事項が話し合われるから、
Web会議サービスにはセキュリティ面の安全性も当然求められるわ。

セキュリティ面で比較すると、WebExの方が上よ。

Zoomのセキュリティが甘いわけじゃなくて、
Zoomも十分安全なんだけどWebExの方がより安全に使えるってことなのね。

クラウドデータの管理と脆弱性の部分で、WebExとZoomに差があるわ。

クラウドデータを管理するのに、WebExには企業向けDLPソリューションとの
連携機能があるのに対してZoomには無いの。

DLPソリューションというのは、ものすごく簡単に言うと「外に出しちゃいけない情報を
システム的にブロックする仕組み」のことよ。

だからWebExだとクラウドデータが流出する心配はほとんど無いけど、
Zoomには多少データ流出の危険性があるのね。

また、ZoomのユーザーIDがネットで売買されたとかZoomのシステム自体の挙動が
怪しいなどと言われてて、それがZoomの脆弱性に繋がると危険視されてるの。

脆弱性情報データベース(CVE)にはWebExの脆弱性も登録されてるんだけど、
それは改善されてるから大丈夫よ。

Zoomが指摘されてる危険性

Zoomのセキュリティ問題は数々指摘されてて、
その多くは問題ある機能を削除したり対策を講じることで解消されてるわ。

ただ現状でも解消されてない危険性もZoomにはあるのよ。

1つは「Zoomボム」と言われるもので、正規の参加者以外のユーザーが入ってきて
会議を無茶苦茶に荒らすといったことが実際に起こってるの。

これは会議の主催者が発行した会議室のURLが流出することで、
こういった悪意ある第三者が会議室に入ってきちゃうわけ。

WebExも同じようなシステムだから起こりうる事態だし、
Zoomの問題って言うよりはURLを流出させちゃったり会議室をロックし忘れる
ヒューマンエラーの問題ね。

それから「エンドツーエンドの暗号化がされてない」って問題もZoomにはあるんだけど、
これもZoomだけの問題じゃないわ。

Zoomのサイトやアプリ自体には暗号化が施されてるけど、
Zoomの会議室での会話が暗号化されてないってこと。

サイトやアプリ自体の暗号化さえ破られなければ、
会議の会話が暗号化されてなくても全く問題に無いのよ。

1対1の通話でエンドツーエンドの暗号化が施されるWeb会議サービスはあるけど、
WebExを含めて複数人での会話がエンドツーエンドの暗号化されるサービスは
ほとんど無いわ。

Zoomも安全性を証明する認証プログラムを取得している

Zoomボムなどの影響で一般的には「Zoomは安全性が低い」と思われがちだけど、
実際にはWebExがより安全ってだけでZoomも十分安全なのよ。

その証拠にZoomは
 ・TRUSTe
 ・SOC2
 ・SAS70
 ・Privacy Shield
 ・FedRAMP
といった認証プログラムを取得しているの。

「TRUSTe」は日本プライバシー認証機構(JPAC)の認証プログラムで、
これを取得してるってことは個人情報がしっかり保護されてるってことね。

「SOC2」は「システム・クラウドサービスの内部統制に関する外部監査の国際認証」の
ことで、システムが正しく運用されてる、プライバシーや機密性が守られてることを
証明するものよ。

「SAS70」は米国監査基準第70号のことで、
米国公認会計士協会(AICPA)が定めてる内部統制の有効性を評価する基準なの。

「Privacy Shield」はアメリカとヨーロッパの間で商用目的で個人情報を交換する際の
協定のことで、世界一厳しい協定とも言われてるわ。

「FedRAMP」はアメリカ政府のクラウドサービス調達基準で、
この認証を受けてるってことはアメリカ政府が各省庁にZoomを使って良いって
お墨付きを与えてることになるわね。

これだけの認証プログラムを取得してるZoomが危険なんてわけが無いわよね。

ちなみにWebExもTRUSTe以外の認証プログラムは取得していて、それ以外に
 ・HIPPA
 ・PCI Compliance
 ・ISO 27001
 ・FISMA
も取得してるから、やっぱりZoomよりWebExの方が安全性は高く感じるわ。

Web会議とテレビ会議って何が違うの?

新型コロナの影響で注目を浴びてるのはWebExやZoomを使った「Web会議」だけど、
もう1つ似たようなもので「テレビ会議」っていう言葉も聞いたことがあるわよね。

遠隔地を通信回線で結んで会議するって意味じゃ同じなんだけど、
その仕組みは全然違うものなのよ。

画像や音声をやり取りするのにそのままじゃ無理だから、
送る側は画像や音声を圧縮・変換して、受け取る側はその圧縮・変換されたデータを
復元することで画像を見たり音声を聞いたりすることができるのね。

もう少し詳しく言うと、データを圧縮・変換するのが「エンコード」で圧縮・変換された
データを復元するのが「デコード」、それらを行うプログラムが「コーデック」って言うのよ。

Web会議とテレビ会議では
 ・Web会議・・・ソフトウェアコーデック
 ・テレビ会議・・・ハードウェアコーデック
とそれぞれ使われるコーデックの種類が違うの。

ごくごく簡単に言うと、Web会議の方はユーザーのパソコンやスマホが画像や音声の
データを圧縮・変換したり復元したりしてて、テレビ会議の方が専用の機器が
圧縮・変換や復元を行うのよ。

Web会議をしてる時でも、パソコンやスマホのバックグラウンドでは色んなプログラムや
アプリが動いてたりするから、どうしても画像や音声があまり良くなかったりするわ。

でもテレビ会議では専用の機器でデータの圧縮・変換や復元を行ってるから、
画像や音声がWeb会議よりも良いのよね。

テレビ会議はタイムラグが少ない

Web会議とテレビ会議を利用する上での大きな違いとしては、
「タイムラグ」が挙げられるわ。

WebExやZoomなどを使ったWeb会議では、1対1でも複数でも、
データのやり取りは全てサーバーを経由してるの。

だからWeb会議ではどうしてもタイムラグが生じちゃって、テンポ良く会話するのが
難しいのよね。
(こちらが問いかけてから少し間が空いて向こうが返事する感じ)

それに対してテレビ会議では、
1対1の場合はP2Pネットワークでサーバーを介さずに直接繋がり、複数の場合も
「MCU」というセンター拠点を通してP2Pネットワークで繋がってるのよ。

テレビ会議でも多少タイムラグはあるんだけど、
Web会議に比べるとはるかに少なくて会話がスムーズにできるわ。

テレビ会議は安全性も高いが費用も高い

テレビ会議はサーバーを介さずに直接データをやり取りするので、
サーバーを経由するWeb会議に比べると安全性は高いわね。

またサーバーを介さないことで、
コンピュータウィルスに感染する危険性もテレビ会議の方が低いのよ。

だから全国知事会など官公庁の会議では、
Web会議じゃなくてテレビ会議の方が使われてるのね。

ただテレビ会議を行うには専用の機器を揃える必要があって、
それらの機器はテレビ会議用に最適化されちゃってるから他に使い道が無いの。

要するにテレビ会議は導入する費用が高くて、コストパフォーマンスが低いってこと。

それに対してWeb会議はパソコンやスマホさえあれば無料でも使えて、
パソコンやスマホは当然Web会議以外のことにも使えるわ。

なんでWeb会議は導入費用が安く抑えられて、コストパフォーマンスが高いのね。

テレビ会議よりもWeb会議の方が安全?

専用の回線を使うテレビ会議の方が、
一般的なインターネット回線を使うWeb会議よりも安全と言われてるわ。

でも動画や音声をやり取りするのに使われる「プロトコル」を見ると、
テレビ会議よりもWeb会議の方が安全なんじゃないのって思うのよね。

プロトコルは「通信規約」とか「通信手順」と言われるもので、
Web会議やテレビ会議のように複数の機器を接続する場合には
同じプロトコルを使わないと通信することができないの。

Web会議では「SPI」などの独自のプロトコルが使われてるんだけど、
テレビ会議では「H323」という標準的なプロトコルが使われてるわ。

H323は通信内容を暗号化することができないから、万が一テレビ会議のネットワークに
悪意ある第三者が侵入すると簡単に通信内容を盗み取ることが出来ちゃうのよ。

それに対してWeb会議で使われる独自のプロトコルは暗号化することができるから、
悪意ある第三者がWeb会議のネットワークに侵入しても通信内容を簡単に
盗み取ることができないのよね。

テレビ会議は専用の通信回線を使うから、
第三者がネットワークに侵入すること自体は簡単じゃないわ。

反対にインターネット回線を使うWeb会議は、
第三者がネットワークに侵入することはテレビ会議に比べると簡単なの。

だからテレビ会議の方が特別安全ってわけじゃなくて、
WebExやZoomといったWeb会議でも情報が漏洩する危険性は低いわよ。

実はコーデックは普段からみんな使ってる?

Web会議やテレビ会議で画像や音声をやり取りするのにコーデックが
使われてるんだけど、普段からみんなコーデックを目にしてるし使ってるのよ。

例えば、仕事で動画や音声をメールなどに添付して送る時に、
動画データを「MPEG4」にしたり音声データを「MP3」にしたりするわよね。

実はこれらもコーデックで、MPEG4は動画コーデック、MP3は音声コーデックなの。

Web会議とテレビ会議では使われるコーデックが違うなんて言われても、
機械弱い系女子の耳にはすんなり入ってこないわよね。

でもMPEG4とかMP3とかって目にしたり実際に使ってるものが出てくると、
コーデックがどういったものかぼんやりでも分かるんじゃないかしら。

WebExとZoomを接続してWeb会議ができる

WebExとZoomには互換性があって、
WebExとZoomを接続してWeb会議を行うこともできるんです。

ただ色々と調べたんだけど、ZoomからWebExに接続する方法しか出てこなくて、
WebExからZoomに接続する方法は分からなかったわ。
(WebExからZoomへの接続はできないのかもしれない)

ZoomからWebExに接続するには、
ZoomミーティングじゃなくてZoomRoomsの方が使わないとダメみたいよ。

まずZoomを使う側のパソコンに
 ・Polycom RealConnect
 ・Pexip
 ・Webex CMR
 ・GTM InRoomLink
といったサードパーティーの相互運用サービスを使って、
ZoomとWebExを接続するためのシステムを構成するのよ。

そうするとZoomRoomsの画面に「H323/SIP会議」に参加するためのボタンが
表示されるから、それをクリックすればZoomからWebExに接続できるわ。

ZoomとWebExを接続するためのシステムを構成しなくても接続できるんだけど、
それだと音声のみで画像の共有ができないのよ。

まとめ

Web会議サービスである「WebEx」と「Zoom」を比較したけど、
ハッキリ言ってどちらも使い勝手に大きな差は無いわ。

だけどZoomの方が1つの会議に参加できる人数が多いから、全国的な規模で
会議を開催するような企業だとZoomの方が使い勝手が良いんじゃないかしら。

またZoomではバーチャル背景が標準装備されてるから、
オンライン飲み会など個人で使うのにもZoomの方が良さそうね。
(iPhone・iPadならWebExでもバーチャル背景が使える)

ただ改善されてるとは言えZoomにはセキュリティ面の不安もあるから、
個人的な集まりはZoom、会社の会議はWebExというように使い分けるのもアリよ。